旅の忘備録

暇つぶしや、ご参考程度に

遠くに行きたい




 私は子供の頃からどこか遠くに行きたかった。一体いつからそんな欲求が湧いてきたのか思い出せない。頑張って色々思い返してみると所さんの目がテンを観た後、遠くへ行きたいの曲を聴いてから読売テレビからチャンネルを変えて特撮を観ていた。だからきっと私の旅欲求の根っこにはきっとさだまさしの遠くへ行きたいをカバーした女性の歌声が流れているのかもしれないし、当時の根無し草な仮面ライダー主人公が優しい笑顔でサムズアップしているかもしれない。もしかしたらボウケンジャーに憧れたのかもしれない。まあ、ボウケンジャーシンケンジャー仮面ライダー電王の頃はミニバスの練習でほとんど鑑賞できてなかったけど。ただ一つ確実に言えることは仮面ライダー555がアクセルフォームにフォームチェンジする前後に流れた『the people with no name 』の歌詞が旅先の安宿で目を閉じる時、夜行バスでぼんやりしている時脳内に響き渡るのはきっとこの幼少期があったからかなぁと思う。

 “切なさも悲しみも時間が連れて行く、行き先はまだ知らぬ実はもう There’s  no place to go “ 

 旅先ではあまり日本の音楽を聴かないが、いつも脳内でこの曲が流れている気がする。口ずさむたび海外で旅する為に疲れた足や、脳みそからふっと力が抜けてよく眠れる。

 帰国すると旅先と違って流れる時間は昔の悲しみをあまり連れて行ってくれないし、新たな辛苦までも連れてくる。それが日常だとは思うが少しばかり悲しい。


   

 当然旅はいい事ばかりではない。1人旅をする旅度に反抗期から思春期の肥大した自己意識がどんどん窄んで、等身大の自分になっていくのが少しだけ寂しい。ふとした瞬間であの頃の私は若かったという風に懐古する自分が情けない。1人旅は基本的会話する相手が自分か、言葉があまり通じない他人か、英語が流暢な他人である。日本にいるときは肥大した自己意識に自分を合わせるために努力ができるが、旅先では中々自己を研鑽することは叶わず生きるだけで大体精一杯だ。そうなると肥大した自己を窄ませて行くことが旅先での日常になる。

 

 てな感じでつらつら書きましたがウクライナ行きます。寒い国だから温かいものたくさん食べたいな。

 

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就活だというのにこんなブログを開設して一体何をしているんでしょうか。

今までの旅先の忘備録とこれから行く旅の計画と、旅行記なんかが主なコンテンツだと思います。

 

今までの旅先

  1. オーストラリア
  2. タイ
  3. 香港
  4. 韓国
  5. ロシア
  6. 東欧~西欧(ドイツ、イギリス、フランス、ポーランドチェコ、スロヴァキア)
  7. 中国
  8. ギリシャマケドニアアルバニア

 

これから行きたいと思っている旅行

  1. カザフスタンウズベキスタン
  2. ベラルーシウクライナ
  3. ロッコ、スペイン
  4. イタリア、マルタ
  5. ブラジル、メキシコ
  6. 東南アジアのまだ行けてない国周遊
  7. トルコ、ブルガリアルーマニア